篆刻【てんこく】してみた~落款印を作る。


後楽園で馬券を買って、ぶらぶらと神保町に向かって歩いた。
いつもは白山通りを下りて行くのだが、気紛れで一本西側の道を歩ってみた。
日大(法)のある辺りだ。
やや懐かしい。

靖国通りに出て何の気無しに右の方を見たら、はっぴを着た人らで何やら賑わっている。
何かもらえるかも、なんていやらしい根性で近づいてみたら、東京印章協同組合主催の蔵書印まつり篆刻体験教室だった。

篆刻、つまり書画(絵手紙なんかも)に押印する落款印を作るのだ。
とりあえず作品なんかないけど、落款はカッコイイ。
篆書体って風格を感じさせるんだよね。
(ちなみに篆書体とは『cafe呼吸』なんかも使ってる、厳めしくも読みづらい象形文字みたいなやつ)

通りで受付を済ませ、印章協会のビルの3階へ。
長テーブルにはたくさん先客が居て、先生の指導を受けている。
ぱっと見は確定申告の会場みたい。

待っている間に彫る字を一字選んで、それを先生のところへ持っていく。
すると、石の上にその字を篆書で書いてくれて、あとは彫るだけ。

彫るだけっていっても、初めてなので勝手が解らない。
こんな図画工作みたいなことは中学以来だし。

最初の先生に、鉄筆を押して削ると失敗しやすいので引いて削ってくださいと言われたので、チマチマと作業してたがなかなか捗らない。
他の先生が来たら「大胆に削りましょう」って。

で、手伝ってもらってニンベンの部分がキレイに出来上がった。

それからはゴリゴリ押して削ったので早かった。
ただし「俊」の字の払いの部分がタヌキのしっぽみたく太くなっちゃった。

仕上がりをまた別の先生に見てもらった。
「このニンベンは上手く削れてますねぇ。ニンベンはヒトですからね、このアタマの部分が‥‥」

あのー、それは先生が削った部分なんで‥‥

兎にも角にもMy落款が完成!!

押印してみると、あらためて嬉しさが。
ちょっとエラくなったような気がしたりして。

受付から指導まで、協会の皆さんが優しく丁寧で、すごく楽しかったなぁ。

ウチに帰ってから、古本市で買った落語の本( 1500円が200円!)の奥付なんかにペタンと押してみた。
いいね、いいね♪

俳句歳時記にも押そう。
あと、何に押そうかな‥‥



この記事へのコメント

よしおぉぉぉぉぉ
2005年10月31日 22:57
すっごく面白そう!!!!
今度詳細聞かせてくださいまし。。

やってみたいであります!!
彫猫
2005年11月01日 03:31
「よしおぉぉぉぉ」を彫るのはちょいと難しいよ。
2005年11月04日 12:27
楽しんで頂いて、何よりです!(感涙)
おそらく、来年も神田古本まつりに合わせて開催しますので、お友達も誘ってまたチャレンジしてみては?!
「よしおぉぉぉぉ」は難しいけどね……。(笑)
2005年11月04日 20:09
景牙さん、こちらこそお世話になりました。
寄席にも行きたいんですが‥‥
「よしおぉぉぉぉ」は「リウジ」なら彫れるね。

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  • 蔵書印まつり&古本まつり@神保町

    Excerpt: 後楽園で天皇賞の前売り馬券を買ってから印章会館に向かった。 あれれ、靖国通りに並んでる人が見える。 なんと篆刻体験は15人待ちだった。 人気あるなぁ。 老若男女問わず、リピーターも多いみた.. Weblog: 猫は猫 racked: 2008-02-07 14:40